こんにちは、阿部悠人です。
韓国の暗号通貨取引所Youbit(ユービット)が、ハッキングの被害を受けて「経営破綻」しました。このハッキングでユーザー資金の5分の1にあたる18億円もの資産が盗まれたと言われています。事実かどうかは分かりませんが、北朝鮮がハッキングをしたという噂もありますね。
実は過去にもハッキングの被害に
Youbitがハッキングを受けるのは今回が初めてではありません。実は、今年の4月にもハッキングの被害を受けておりセキュリティ強化を進めていたところでした。公式声明の中でユービット・チームは、Youbit取引所におけるユーザーの保有金の75%はアクセス可能で、引き出しをすることができるとユーザーに伝えました。
ですが、Youbit内にある保有金を引き出したり、他の取引所に送金をしたりするためには破産手続きが終わるまで待たなければならないそうです。ちなみに、今はもうないのですが、マウントゴックスという破産した日本の暗号通貨の取引所は破産手続きに4年以上かかっています。そして、今もまだマウントゴックスの債権者は資金を回収することができてなく、手続きが進められている最中だそうです。
Youbitから返金を受け取るには破産手続きが終わるのを待たなければいけないので個人資金を回収するには数か月から数年ほど要するとみられています。市場がドンドン伸びているのに、何年も資金を戻せないというのは痛いですよね・・・。
ハッキング被害は他人事ではない
そう考えると、なんだかんだで他人事ではないと感じてきています。取引所、個人のウォレットを問わずビットコインやイーサリアムはこれまで何度もハッキングの対象になり、多額の資金が盗まれてきています。ですので、個人でできる対策はなるべくやりきりたいですね。
暗号通貨は利益を出しやすいですが、ハッキングや取引所の閉鎖などがこれからも起こると思いますので守りの部分もしっかりしていきたいところ。ハッキング対策としてすぐにでも行いたいのが
- 二段階認証を行う
- 無料WIFIを基本的に繋がない
- ブラウザにパスワードを保存しない
- パスワードを複雑にし、使い回しをしない
ということです。(他にもありますが、今すぐにできるものを紹介しています。)たまに二段階認証をしていない人がいますが絶対にしましょう。これだけでも、ずいぶんと違ってきますよ。
あべゆうと
1992年生まれ、青森県弘前市出身。
大学3年生の就職活動真っ只中、たまたま手に取った1冊の書籍をきっかけにアフリカでの「中古車輸出ビジネス」で起業。資金面・ノウハウ面で躓き、1台も仕入れることなく断念。その後、インターネットを活用した物販ビジネスに目を付け軌道にのる。
その手法を元に、物販ビジネスの学校を立ち上げたところ全国から受講生が集まり、それを機に教育事業をスタートさせる。2016年6月には自身初の書籍を出版し、累計1万部突破。2017年には「物販」、「WEB集客」、「暗号通貨投資」と3冊出版。
現在は、「新しい働き方」を提供することをテーマに、日本全国の起業家に「物販」・「アフィリエイト」といったビジネスや、資産運用の手法の1つとして、「暗号(仮想)通貨投資」をコミュニティにて指導に力を入れている。公式メールマガジンは2万人、LINE@7000人の方が購読中。