継続力が無くて困ってるヤツ聞け!

突然ですが、あなたは継続が得意ですか?

 

もし、あなたが「継続が得意だよ」っていう場合は、ここから先を読んでも、無駄な時間になるので、今すぐ自分のやるべきことに集中してください。

ただ、もしあなたが「継続って苦手なんだよな~」と思ったならば、ここから先に書かれていることは、大きなヒントになるでしょう。

 

まず最初に、告白すると「僕は継続がめちゃくちゃ苦手」です。

継続力のある人を見ると「マジですごいなー」って尊敬します。

 

僕の周りに、メールマガジンを毎日配信している「継続力がヤバい人」がいます。

その人は、雨の日も、風の日も、雪が降っても、槍が降っても、明太子ちゃんが降っても、欠かさずに書くんですよ。

 

たとえば、朝まで飲みまくって、酔っ払っているとするじゃないですか。

もう朝方ですよ。

そんな状態にもかかわらず「家に帰ってメルマガ書いてから寝よ!」みたいな人がいるわけですよ。

 

もう帰って、すぐに横になって寝たいじゃないですか。

書くんですよ、それでも。

「やっぱり、すごいなー」と尊敬します。

 

僕は、継続力に関しては「もうマジで明太子ちゃん」なので、継続できる人、尊敬します!

 

ただ、ここで残念なお知らせがあります。

 

「ビジネスで成功してお金を稼ぐ人」って、だいたい継続力がヤバいんですよ。

「お前、ロボットかよ!」ってくらい、「毎日毎日、これはやるぞ!」ってことを淡々と続けることができるんですね。

マジですごいですよ。

「ビジネスで成功してお金を稼ぐ」のと「継続」は切っても切れない関係なんですね。

 

一方、僕は自慢じゃないですけど、子供の頃から継続が苦手で・・・

 

たとえば、親に「お小遣い帳をつけろ」って言われた時には、1カ月も続かなかったし、あとは、夏休みの絵日記も「毎日ちゃんと書くぞー!」って、最初は気合を見せるんですが、三日坊主どころか1日坊主で、そもそも続かなかったり・・・

あと最近でも、健康とダイエットのために「ジョギングするぞ!」と思い立っても、これまた1日坊主で終わってしまいました。

 

とにかく、継続力には自信を持って、ダメだと言い切れます。

このダメさには自信があります。

 

だけど!

「DA・KE・DO」なんですよ。

 

こんな感じで、そこそこビジネスで成果を出して、それなりにお金も稼げています。

「何とか継続できている」って感じになっているんですね。

決して継続できているわけじゃないですよ。

「できている」って感じになってるだけです。

 

では「継続力明太子ちゃん」の僕が、どうやって物事に取り組んでいるのか?

もともとは、継続できない人間なんだけど、その部分を、どううまくやっているのか?

 

その答えは2つあるんですけど・・・

 

まずは、ちゃんとした解説をして、そのあとに「ぶっちゃけ話」というか「本音の部分」について、お伝えします。

この話を聞いてもらえれば、これまで3日坊主で継続できなかった人でも、なんとかなると思います。

 

では、いってみましょう!

 

「継続力明太子ちゃん」の小玉が、今、珍しく継続できているものがあります。

なんだと思いますか?

そう、YouTubeです。

 

「YouTube頑張るぞ! 毎日投稿するぞ!」と思い立って、早1か月が経とうとしています。

これは、1日坊主常連の小玉にとっては、快挙なんですよ。

 

しかも、YouTubeって、僕のメインの事業ではないわけです。

なので、「あー!めんどくせーわー!もう、やめよう!」ってなったら、いつでもやめられちゃうんですね。

それこそ、自分を甘やかしたら、いつでもやめられるわけです。

 

この前、YouTubeで4月の収益を発表しました。

その時に「1か月で57万円の広告収益になりました!」と報告しましたが、これって、うちの会社の1日の売上金額にも満たないんですよ。

 

なので、YouTubeだけをやっていたら、余裕で会社が潰れちゃうわけです。

それでも、毎日更新できているので、自分で自分を褒めたいぐらいの快挙なんですよ。

 

こんな「継続力明太子ちゃん」の僕でもできているわけですから、「本当にすごいなー」って自分で思ってます。

 

とか言っても「小玉、楽しんでやってんじゃん」って思った、そこのあなた!

もちろん楽しいには、楽しいですけど、「YouTube毎日更新」って、めちゃくちゃ大変ですよ。

本気でヤバいです。

 

では、なぜ、そんなヤバいことが継続できているのか?

それには、ちゃんと理由があるんですよ。

 

それが「仕組み化」と「人の巻き込み」です。

 

僕のYouTubeって、1週間、7日間のうち「1人で話すスタイルが4本」で、あとは「対談形式が3本」となっています。

「ネタ出し」から「撮影」「動画公開」までを、ほぼスケジュールとして固めています。

具体的に言うと、月曜日か火曜日に「1人語りの形式」の撮影で、水曜日に「対談形式」の撮影、木曜日に「1人語りの形式のネタだしミーティング」って感じで、1週間の予定が決まっています。

 

月曜日か火曜日の撮影には、撮影スタッフがいます。

水曜日には、対談相手と撮影スタッフがいます。

木曜日のネタだしは、会社の役員とランチをしながら、3時間くらい「あーだこーだ」やっているわけですね。

 

こんな感じで「何曜日に何をやるか」が決まっていて、さらにそれぞれを1人でやるわけじゃなくて、一緒にやる人がいるわけですよ。

 

これが、めっちゃいいんですね。

 

ちょっと考えてみてほしいのですが、継続できない物事って、だいたい「自分でこれやろう!」と思い立っても、そこに、すごい強制力がないので、実際のところ、別にやってもやらなくても、どっちでもよかったりするわけですよ。

僕は、マジで怠惰な生き物なんで、「やってもやらなくてもどっちでもいい」ってなると、当然やらないほうを選んじゃうんですね。

そう、サボっちゃうわけですよ。

 

特にYouTubeなんて、僕の会社の売上にダイレクトに影響しているわけじゃないので、辞めちゃったとしても、会社の経営に影響がないわけです。

だから、たぶん1人で全部やっていたら、もう速攻で終わっていたと思うんですね。

 

でも、スケジュールがビチッと入っていて、それぞれのスケジュールに、自分以外の人間がいるから、もうそれは「サボれないでしょ!」ってなるわけです。

これが「仕組み化」と「人の巻き込み」ですよ。

 

たとえば、水曜日にオフィスに対談相手が来ていて、撮影スタッフもスタンバイをしていて、そこに僕が到着して「あっ、なんかだるいんで、今日は撮影なしで・・・」とかいったら、相当ヤバいやつでしょ。

そうです、超ヤバいやつなわけです。

でも、たまにこういう人ってマジでいるので、気を付けくださいね。

 

話を戻しますと・・・

こういう感じで「仕組化」と「人の巻き込み」ができていると、僕もヤバいヤツにはなりたくないので、「あー大変だなー」と思いながらも、何とかこなしていくわけですよ。

 

これを読んでいるあなたは、おそらく会社員だと思うんですけど、継続力に自信がなかったとしても、毎日会社には出社するわけですよ。

一応いきますよね?

ダルいけどいく。

 

いかないと給料をもらえないのは、もちろんそうだけど、「あー!めんどくせー」とか言って、いきなり会社にいかなくなったら、それこそヤバいヤツじゃん。

会社って、だいたい月曜日から金曜日までの9時から17時半くらいまでが、定時と決まっていて、同僚や上司がいて、取引先とのアポが入ったりするから、「仕組化」と「人の巻き込み」が勝手に行われているわけですよ。

会社という仕組みに僕らがハマっていて、上司や同僚や取引先みたいに関わる人がいるから、それを投げ出すとか普通は無理でしょうって話ですよ。

 

たとえば、あなたが「毎日、朝早起きして、英語を勉強しよう」と、自分で思い立って始めるとするじゃないですか。

それって、誰に強制されるわけでもなく、なんの決まりごともなく、他に誰もいないわけだから、やらなくても人生において大した影響ないと判断して、すぐに辞めちゃうんですよ。

 

だいたい「継続できません」とか言ってる人は、こんな感じだと思います。

だって、僕がそうだもん。

 

なので、今後は「仕組化」と「人の巻き込み」を意識してください。

 

たとえば、トレーニング的なものであれば、パーソナルトレーナーをつけて、トレーナーがスケジュールを決め込むとします。

すると、自分ひとりで、何かを決めて取り組むよりも、圧倒的に継続できます。

ぜひ、この「仕組み化」と「人の巻き込み」を試してみてください。

 

ここまでが真面目な話になります。

そして、ここからが本音の部分になります。

 

「継続が大事」って色々なところでいわれているじゃないですか。

でも、これって僕も含めてガチガチに考えすぎじゃないかと思うんですよ。

 

仮に、何かに取り組んで、数日やってみたけど、飽きてやめちゃったとしますよね。

ここで、多くの人は「継続できなかったわ~。なんて自分はダメな人間なんだろう!」って思ったりするわけじゃないですか。

 

でも、それって違うなと思ったんですよ。

 

何かに取り組んで、数日やって、そのうち続かなくなって、やめますってなった場合に、「思い出した時に、またやればいいんじゃね?」って。

それって「間を空けちゃうとダメじゃん」とか言われたりしますが、「別に関係なくね? 気が向いた時に、またやればいいじゃん」って、こっちは思うわけです。

 

もちろん、毎日がっちり継続するのが一番ですよ。

でも、さっき言ったみたいな「ダラダラした取り組み」でも、なんやかんや継続しているうちに取り組みの累計時間って、結構たまっていくもんなんですよね。

すると、めちゃくちゃすごい結果は出ないですけど、まぁ、そこそこの結果って出るんです。

 

いや~これは本当ですよ。

今、しょぼい話をしてる自覚ありますので、ご安心ください。

でも、わりと人生なんて、そんなもんなんじゃないですか。

 

「継続できないわー」ってなっても、完全にはやめないで、気が向いた時に再開してたりすると、そこそこのものになるんですよ。

 

なんか「気合入れてやるぞー」ってなるものほど、ちょっと続けられなかっただけで「あーもうダメだー」って完全にやめたりしていないですか?

別にいったんやめてしまったものでも、またやったらいいじゃん。

 

たとえば、「俺、マジでこれやるから! 日本一獲るから!」って、僕は今まで全く手をつけていないものがあるんです。

わかります?

そう、 ポッドキャストです。

 

「音声配信プラットフォームのヒマラヤでランキング1位を取るぞ!」って息まいていたのに、今は完全な放置状態なんです。

これは、もう「継続力明太子ちゃん」ですね。

今は気持ちがYouTubeにグッときてるから、音声はちょっと頑張れない感じなんですよ。

 

あと、音声プラットフォームの場合は、僕1人で収録しているので、サボろうと思えば無限にサボれるわけです。

さきほどお伝えした「仕組み化」と「人の巻き込み」これらができていないと、僕もマジで続けられないですよ。

ここからは、今日もっとも大事なことをお伝えします。

 

ビジネスなんて、一番を取らなくてもいいと僕は思います。

なんなら、ビジネスマンランキングとかがあったら、全然上位じゃなくても、お金は稼げるわけですよ。

 

たとえば、僕はサッカーが好きなんですけど、サッカーってJ1、J2、J3というランクがあって、J1のサッカー選手の平均年俸がいくらだか、あなたは知っていますか?

J1は「3446万円」です。

 J2の平均年俸が「440万」で、J3は「データなし」って感じです。

なんとか、サッカーで食っていくレベルを考えると、最低でもJ2の選手にならないといけないわけですね。

 

次に、J1とJ2の選手の人数がどれくらいいるのかっていうのを見てみると・・・

J1の登録選手が565人、 J2の登録選手が656人なんですね。

合わせると、約1200人となります。

 

つまり、日本でサッカーで食っていこうと考えた時に、ざっくり日本で1200番目以内にサッカーがうまくないといけないわけですよ。

 

では、これをビジネスに置き換えると・・・

日本には、会社が約147万社あると言われています。

その中で「年商10億円の企業」がどれくらいあるか知ってますか?

答えは「7万9437社」です。

では、年商1億円の会社はどうか?

答えは「69万社」です。

 

要するに、サッカーで食っていくには、日本人サッカー選手ランキングで、1200番以内に入らなきゃいけないわけですが、ビジネスだったら69万位でも年商1億円。

プロサッカー選手として食っていくことに比べたら、ビジネスなんて全然大したことないわけです。

だから、稼いでいることは、すごいことでも何でもないし、ましてや偉くもなんともないですからね。

たまたま、そういうフィールドにいるだけなんですよ。

 

年商10億円の企業が「7万9437社」ですよ。

僕より余裕で売り上げている会社が、8万社ぐらいあるわけです。

だから、僕なんて全然すごくないですから。

 

偉そうにして、ほんとすいません。

明太子ちゃんでごめんなさい。

 

ちょっと話を戻しますと、そもそもサッカーで食っていこうと思ったら、マジで選ばれし者の中の選ばれし者になる必要がありますので、それこそ、毎日ガッチガチに継続しないといけないと思いますよ。

でも、「起業してお金稼ぐ」のは、そこまでガッチガチじゃなくても、ある程度いい感じでやっていけば、それなりにできるようになるわけです。

 

あんまり、こういうこと言っちゃうとダメだと思うんですけど、これが僕の本音です。

 

まぁ、気合を入れすぎて、ちょっと継続が途切れたら、完全に辞めてしまう人が多いんですが、これは悪循環かなと思います。

なんか「ゆるっと続ける」みたいなイメージで、頑張って、そのあとちょっとサボっても、また頑張ればいいじゃんっていうのが、やっぱり僕の本音の部分ですね。

当然、頑張る時は「全力で頑張る」というのが前提ですけどね。

 

僕は、そんな感じで「継続」について考えています。

 

まとめますと・・・

継続できている人のほうが「超例外パターン」で、だらしないのが人間なんだからさ、「なんとか、うまくやろうぜ!」って、ダメな自分をいつも慰めています。

人生、頑張ろう・・・

 

追伸

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