再度の緊急事態宣言となりましたが、あらためて昨年を振り返ってみても、新型コロナウイルスのパンデミックが本当にインパクトがありすぎて、自分が生きている間にこんなことがあるんだな・・・と思うような年でした。
今もなお大変な状況が続いておりますが、何年後かに「あのときの2020年って大変だったよね」みたいな感じで、のほほんと振り返れる未来がきたらいいなと思っています。
2020年は「新しい生活様式」という言葉も生まれたくらいですから、これを読んでいるあなたも大きく変わったことがあったかと思います。
そうした劇的な変化の中で、僕自身2020年を振り返ってみて、これはやめてよかったと断言できることが3つあるので、今日はそれをお伝えしていきます。
やめることで身軽になった状態で、今年もガンガン活躍したいという人は、ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。
2020年やめてよかったこと1 ネット野次馬
Twitterを見ていると、たまにケンカしている人っているじゃないですか。
あれって外から人の喧嘩を見ているぶんには単純に面白いし、今後どうなっていくのかも非常に気になってしまい、ついつい野次馬感覚でちょいちょい覗いてしまうわけですよ。
でも、よくよく考えると、たとえTwitter上だとしてもケンカを見ていると、なんか結局はこっちの心まですさんでくるというか、消化不良みたいな感じになってしまう。
それに、人のケンカを覗いて、どうなったか経緯を追いかけるのって、実はめちゃくちゃ時間の無駄ですし、そこから得るものなんて何もないんです。
おそらく、精神衛生上もよくないと思います。
だから、攻撃的な感じで言い合っている人たちを見かけたら、僕は秒でミュートするようにしました。
誰かが誰かに荒々しい言葉を投げつけたら、その人はもうミュートです。
こうするとマジで平和になります。
特に昨年はコロナの影響でおうち時間が増えて、ストレス解消ができないからなのか、本当に殺伐とした雰囲気がネット上にも充満していたように思います。
みんな気が立っている、そんな印象さえありました。
直接的に自分に害が及ばないとわかっていても、やっぱり怒り狂っている人とか暴言を吐いている人とか理不尽なことでイライラしている人とか見ると、こっちの気分が下がったり、心がすさんじゃうわけですよ。
ネットで有名な人が問題を起こして炎上するみたいなものは、僕は一応ビジネス的に把握しておかなければいけないので、その人のTwitterや記事を見たりはしますが、そこに自分もワ~と参加するのではなく、あくまでフラットな感情で、ひとつの情報として捉えるよう意識しています。
Twitterでミュートするのは、日頃起こっている小競り合いが自分の世界からなくなることで、心の平安を保つことができ、自分のやるべきことに集中できるようになるからです。
だからこそ、野次馬をやめるのは本当にオススメです。
2020年やめてよかったこと2 ブランド品の購入
僕は昔からルイヴィトンが大好きでめちゃくちゃ買ってたんですよ。
担当の人に調べてもらったら、これまでの7年間で1億4000万円くらい買ってました。
何か目当ての欲しいものがあって行くとかではなくて、週に1、2回は通っていましたんです。
家を出てルイヴィトンに寄って買い物してから会社に行くみたいな。
そして、特別なイベントがあれば、そこに招待されるわけで、またそこで数百万円分のルイヴィトンを購入する。
そんな感じでした。
しかし、2019年にルイヴィトンのデザイナーが、キム・ジョーンズからヴァージル・アブローに変わったんですよ。
この新しいデザイナーの商品が個人的にあんまり好きじゃなかったっていうのもあります。
なんか洋服がビッグシルエットになったんですよね。
それが若者向けって感じで、僕みたいなおじさんが着るにはちょっと恥ずかしい感じ。
そこから、あんまり買わなくなりました。
あとは7年間ずっと僕の担当だったルイヴィトンの人が退社されて、担当が引き継がれたんですね。
まぁ別にその新しい人が悪いってわけじゃないんですけど、ちょっと思うところがあって。
もちろん世の中には大富豪がいっぱいいて、僕なんかはちょっとした成金みたいなもんですが、それでもまぁ買う人なわけですよ。
購入データは簡単に引き継げますが、その人間的な関係性の部分というか、気持ちの部分までは新しい担当者さんは引き継げないんだなぁと思ったわけです。
普通に考えれば当たり前の話なんですけどね。
その流れで、ちょっとイヤな出来事があって、ルイヴィトンでの買い物が急に楽しいと感じられなくなってしまったんです。
そんな気分のときに、コロナが到来して、外出自粛だ~、短縮営業だ~なんて感じで完全にお店から足が遠のいたら、なんとルイヴィトンにすら興味がなくなったんです。
正直これはちょっと驚きでしたね。
週1、2回通っていたくらい、あんなにハマっていたものが、ここまでスッと冷めるのかと。
でも、こうした自分の体験を通して、心が離れていく過程を知れたのは、僕にとってすごい学びでしたね。
僕の会社では天然石やジュエリーのお店をやっているのですが、商品は高額で長年にわたってたくさん購入してくださるお客さんも多いので、この心が離れていく過程を自分の中でちゃんと整理して言語化して、自分のお店のお客さんとはこうならないような関係性をつくっていく必要があるなと感じました。
ルイヴィトンで買い物をすることが激減して、実際に何が起こったのかと言えば、ズバリお金が貯まるようになりました。
買わなければ貯まるっていうのは当たり前のことなんですけどね。
結局、ブランド品の購入の多くは、特に洋服なんかは強烈な消費なんですよ。
基本的にそのシーズンのものは、次のシーズンに着ないですからね。
仮に着なくなったものを売るとしても、お金にはなりません。
10万円近くするTシャツを購入して1シーズン着て、それを売るってなったら、おそらく1万円もしないわけですよ。
それで僕は思いました。
ルイヴィトンの服をバーっと買うなんてことは、たかだか年収1億円くらいの僕がすることじゃなくて、もっともっとお金持ちの人がやることなんです。
まぁ、でも実際、7年間で1億4000万円くらい使ったからこそ、できた経験はたくさんあったし、それは誰しもができる経験ではない価値の高いものだったと思いますが、それにしても今はお金が貯まりますよ。
今はブランド品の購入をやめて、本当によかったと心から思ってます。
2020年やめてよかったこと3 自分をキレイに見せる
僕はネットビジネスを10年以上やってきましたが、ここ2、3年で急にビジネスインフルエンサー的な流れが出てきたんですね。
TwitterやYouTubeで影響力を持っていて、かつダイレクト課金で顧客から直接お金をいただくビジネスを展開しているような人たちですね。
例えば、自分でデジタルコンテンツをつくって販売したり、オンラインサロンを販売するという形です。
僕はずっとメルマガが主体だったこともあり、TwitterやYouTubeはやってなかったんですが、そうした流れを受けて、時代の流れ的に「これは取り組まないと・・・」ってなったわけですよ。
これまでのメルマガみたいなクローズドな場所だけじゃなくて、TwitterやYouTubeのようなオープンな場所でも発信していく必要があると感じました。
でも僕は「情報商材屋」って呼ばれる怪しい存在じゃないですか。
そんな怪しいヤツがTwitterやYouTubeを始めたら「みんなに嫌がられるかな~」とか「そもそも見向きされない悲しいパターンで終わるかな~」とか悩んでいて、自分をきれいに見せようとしてたんですよ。
だって、ビジネスインフルエンサー的な人達って、すごくきれいな印象なんです。
「IPOしたので、お金には興味ありません」
「これからの日本を変えるようなサービスをつくりたい」
「日本の未来のために社会貢献的な事業を展開したい」
みたいな感じで。
僕なんか、そもそもお金がほしくてほしくてたまらなくて、ネットビジネスを始めましたからね。
もう動機が不純なわけですよ。
だからそんなの生い立ちや経歴をそのままダイレクトに表現してしまうと、TwitterとかYouTubeの世界では、受け入れてもらえないじゃないかみたいな恐怖感がありました。
時代の空気感的にもそんなお金にガツガツした人はちょっと・・・みたいな。
でも、なにがきっかけかは忘れましたけど、「もうキレイに見せるのやめよう!キレイに見せても意味がない!」と思って、Twitterのプロフィール欄に「情報商材屋」って書いたんですよ。
そしたら、なんか妙にスッキリしたというか、解放されたというか。
だって、僕自身もやることをしっかりやって生きているわけで、僕が運営するビジネスコミュニティで成果を出している人もいっぱい生まれているし、今までとスタンス変える必要ないやって思えたんですよね。
逆に、きれいに見せたところで、それは本当の姿ではないから意味ないじゃんって。
なんか昨年を振り返ってみると、きれいに見せようと取り繕っていた人たちの化けの皮がはがれたというか、綻びが出まくった一年だったなと思うわけですよ。
きれいに見せるどうこうの次元ではなく、偽りの姿を見せていると色々なことが明らかになったときに、これまで積み上げてきた物事がすべて吹っ飛ぶくらい影響があるなと思ったんですね。
キレイに見せるって、意味がないどころかマイナスしかない。
だからこそ、むしろ最近はあえて期待値を下げておいたほうがいいとさえ思っています。
めちゃくちゃ怖そうなヤンキーが、捨てられている子猫拾ってたら、めっちゃいい人みたいに見えるみたいな感じです。
きれいに見せることをやめて本当によかったのが、とにかく気がラクですね。
「小玉、アイツ実は裏では〇〇なんだぜ~」なんて言われることもないですから。
実際そんなに変わったかと言われたら、別にそこまで大きな変化があったわけではないんですが、気持ち的にいつも自然体でいられるのが結構いい感じだったりするんです。
やはりね、小さいものであっても不要なストレスはないほうがいいなと思いました。
1ミリたりとも自分をキレイに見せようとせず、変な意図もしない僕がいます。
ということで、いろんなことがあった昨年でしたが、僕自身にも大きな変化がありました。
結論的には、やっぱり何かをやめるという行為は、身軽になれるので非常にオススメです。
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