今日は20時からこれです。
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コロナ禍で世界の色んなものが止まる中、僕は淡々と石を買い付けていました。
ジュエリールースや原石を、個人で5,000万円は買ったと思います。
というのも、それこそ世界が止まったので、ジュエリーのバイヤーたちが現地に入れなくなったんですね。
今年、僕が主に買っていたのはパキスタンです。
パキスタンは良い鉱物がありますし、アフガニスタンからも入ります。
これまで、パキスタンには中国人バイヤーが入っていて、ジュエリーを買い付けていました。
そのバイヤーが来なくなったので、パキスタンのディーラーは死活問題。
いくらジュエリーを持っていてもキャッシュがなければ、生活は立ち行かなくなってしまいますからね。
そうなると起こるのが在庫の現金化です。
在庫の現金化の時に強いのは、もちろん売り手ではなく買い手となります。
これまでは、中国人バイヤーが現地に入って、こぞって買い付けることで良い商品の価格は右肩上がりでした。
右肩上がりなわけなので、売り手は強気の価格定時です。
しかし、そんな右肩上がりの価格がどんどん落ちていくわけです。
僕は昨年の秋くらいからディーラーと付き合いがありました。
もちろん、その時はコロナの「コ」の字もなかったので、普通に取引をしていました。
それが・・・
コロナの問題が明らかになって各国の往来が無くなってからは、毎月のように色々な商品の価格が落ちていったんですね。
信じられないくらいに落ちていく。
僕は不動産投資や株式投資は、本当に不得意でダメな感じです。
だから、下がっていくとビビるし、上がると飛びついちゃって損をする典型的なダメな人です。
でも、こと石に関しては自分の中での基準があるので「明らかに常軌を逸した価格下落」と分かるわけですよ。
こんなバーゲンセールは2度とないだろうと考えて、良い物が良い価格で出た時には淡々と買っていきました。
見たことがない価格でしたからね。
リーマンショックで暴落した不動産価格が戻ったように、僕が今回買い付けた商品も、いずれ元に戻ってくるはずです。
単純に人の往来がある程度戻れば、それだけで価格が戻ると思うんです。
まあ、戻らないかもしれない。
その時はその時です。
でも、これまでに見たことがない価格で買うことができたので、せっかくなのでライブセールをやろうと思ったわけです。
あとはね、仮に価格が戻らなかったとしても、最悪買い付けた価格そのままで売れます。
これは間違いない。
だから改めて思ったわけですよ。
その物の本質的な価値というか、それは個人的な尺度でも良いんですけど、価値を測ることができないなら買っちゃいけないってことですね。
以前、この動画でも話しました。
だから、いいの。
この5,000万円のものが仮に1つも売れなくても、家で眺めてニコニコしますから。
そういう感じでやると、いいんじゃないかな〜と思います。
マジで仕事楽しいです。
この商売は僕のライフワーク。
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