3月から本格的にYouTubeに取り組み始めた私。
良い感じで進んでいたと思いきや、先を進む人を見て、追いかけても追いかけても離れていくばかりの日々に焦り出しました。
そして、その差をなんとか埋めなくてはと、必死に情報収集。
結果、意識が色々なところに散漫してしまい「あーーーーー!YouTubeわかんねーーーーーーー!」と、叫ぶほどになってしまったのです。
こちらから、これまでのお話をご覧ください。
ここからは完全に迷走期に入っているのですが、とりあえずやれることをやることにしました。
前回の記事にも書きましたが、気になっていたのはこんなところ。
・何となく投稿したコロナ関連の複数動画がグインと伸びた → コロナ情報を欲している人を集めたいわけではないので属性を乱す可能性がある
・SNSからの外部流入をガンガン行なっていた → 小玉SNSの内容が割と幅広いので属性が定まらない可能性がある
・チャンネルで限定公開してる動画をエバーグリーンで使っていて、この頃から集客が上手くいっていたのでガンガン再生されていた → 属性が定まっていない人の再生割合が増えていた
・そもそも、これまでのチャンネル登録24,000人が悪影響を及ぼしているのではないか → 過去のキャンペーンでYouTubeを使っていて属性の定まらない視聴者が多そう
・過去のパフォーマンスの悪い動画がチャンネル全体に悪影響を及ぼしているのではないか → YouTubeのアルゴリズムを全く意識していない動画が山盛り
・同時期にスタートした属性を明確に定めたチャンネルが想定以上に上手くいっていてた → ゼロからチャンネル作り直した方がいいのではないか・・・
まずはじめに、チャンネルに上がりまくっていた過去動画を整理しました。
整理と言いますか、再生されていないものも多かったので、普通に削除しました。
そして、エバーグリーンで使っている動画など、限定公開にしているものは他のチャンネルへお引越し。
チャンネルを作り直したほうが良いという考えもありましたが、これは多少悪影響があったとしても、ここから巻き返せるでしょう精神で、そのままチャンネルを使うことに。
ここまでやって、何だか足を引っ張ってそうなものがなくなり、マイナスからゼロになった気分になりました。
ただ、ここから伸ばしていくに当たって、外部流入ってどうなんだろうって点は解決できずにいました。
そこで、今は1週間に3本の動画をアップしているのですが、1週間だけ外部流入を完全にやめてみることにしました。
そしたら・・・全く再生されなくなりました。
外部流入が多かったので想像はしていたのですが、とんでもなく再生されなくなりました。
これは苦しい。
苦しさのあまり、こんなツイートをしました。
YouTubeへの外部流入を積極的にすべきか否かを100時間くらい悩み中。視聴者個別で判断するのか、そのような属性で判断するのか。外部流入の視聴者が同じような誘導無しに、この後もYouTube内で動画を視聴するのか。しなければどうなるか。そもそも外部流入が多いことをどう判断するのか。脳がカオス。
— 小玉歩 (@ayumu_fmc) June 8, 2020
いや、再生数が落ちるのは当たり前ですよ。
そして、ここからチェンネル運営をしていけば全く問題無いわけです。
しかし、先を行く人たちがドンドン遠くに行ってしまうことに焦るあまり、またムキーーーーっとなってしまいツイートしたわけです。
そうしたら、返信を頂きました。
YouTube的に外部流入じたいはプラスになります。
そこから視聴されると、その後関連動画で表示される事が見込まれます。その後見られない場合は評価は良くならないですが悪くもならないです。
もし、外部流入でチャンネル登録を促し、チャンネル登録したものの、その後見られない場合、— ミズキ@YouTuberの裏方 (@WIVAK1sZKry5sMk) June 9, 2020
初期の頃は特に
ファンだからチャンネル登録されてるはずなのに、その後の動画が再生されないのはおかしい…とYouTube的には評価が悪くなります。
これが続くと関連動画で表示されにくくなるのでダメージが大きいです。
外部に動画の誘導をするのはよくて
チャンネル登録を促すのは危険だったりします— ミズキ@YouTuberの裏方 (@WIVAK1sZKry5sMk) June 9, 2020
「おお!そうなのか!」と、素直な私は動画をアップすると、その後に自分のTwitterやFBに投稿をすることにしました。
そして、いがるさんのnoteを読んで改めてサムネについて考えることにしました。
いがるさんのnoteで勉強して、これまで良くても7%だったサムネのクリック率が14%と過去見たことの無い数値となりました。
本当に素敵なnoteをリリースしていただいたことに感謝しています。ありがとうございました!https://t.co/gtiwBRXgF4
— 小玉歩 (@ayumu_fmc) June 11, 2020
そうしたら、動画をアップして12時間後のサムネCTRが、これまで良くて7%だったのが14%という見たことのない数値になったのです。
同時期に新たにスタートしていた別チャンネルではCTR14%なんてのは普通に行っていたので、私のチャンネルでCTRが低いのはジャンルの特性だと思っていたんです。
ですが、全くそんなことは無くて、単純にこまでのサムネが外れていただけでした。
普通に実力不足。
ただ!!
このちょっとした成功体験をきっかけに、高CTRのサムネを外すことなく作るノウハウを思いついてしまったのです。
以来、なんだか動画も良い感じで再生されるようになってきて、精神的にも良い感じで進められています。
何よりも、アップする1つ1つの動画。
アナリティクスを見て、その動画が良かったのか悪かったのかということだけに集中できるようになったのはデカイです。
そして、これまでは先を行く人たちのチャンネル登録者数の伸びや、新たな動画がどれだけ再生されているかを、1日に何度も何度も見ては溜め息をついていたのですが、いつのまにか殆ど見なくなっていました。
いや、もちろんリサーチは大事ですけど、今の私の状況からすると本当に1つ1つの動画に集中するほうがよっぽど大事です。
アナリティクス的に、YouTube的に、評価の高い動画をアップしていくしかないですもんね。
そんなわけでですよ、何をどう考えてもYouTubeで上手くいくには、市場をしっかりと分析して市場の人々の欲求に応える動画をアップすることが大事じゃないですか。
そして、それができているのかをアナリティクスを見て確認する。
数値が悪かったら原因をしっかりと考えて、改善を繰り返していく。
それに付随して「あれが良い、これが良い、あれはダメだ、これをやると・・・」みたいな話が色々とあるわけです。
この色々ある話は大事だと思います。
ですが、やっぱり今となってはごちゃごちゃと悩んでた全てのことが「そんなところは、こだわるところじゃないよ。どっちでもいい。大事なのはそこじゃないから」と自分に対して思っています。
私も指導の時に「そんなところは、こだわるところじゃないよ。どっちでもいい。大事なのはそこじゃないから」と感じることがありますし、実際に言ったりもします。
ですが、完全に自分自身がそこに陥ってたわけですよ。
やっぱり、スランプじゃないですけど、誰かと比べて自分がとっても劣っていたり、思うように前に進んでいない時って、マジで本質じゃないところであーだこーだハマってしまうんですね。
そんなことを身を以て感じたのであります。

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