「フラッシュ撮影はご遠慮ください」と英語?で言う/相手を悲しませる英語

わたしは社会人になって3年目から、
殆ど毎日1時間、フルフル英語勉強に使っています。

会社でもランチを食べながら
TEDとかを一生懸命聞いているので、

それを毎日見ていた当時の上司が、
チームでランクが一番下のわたしを、
海外出張に推してくれたりしましたね。
（本当は一番ランクが高い人が行くらしい）

なので、ランチ時間は本当に貴重なのですが、
昨日は急に上司にランチmtgに出るように言われました。

えーーー！！と思ったんですが
外国人の重役を囲む会ということで、
勉強を兼ねて参加しました。
（珍しく美味しいお弁当付きましたしね！）

わたしが勤務している会社は
関西に日本本社、アメリカにHQがあるので、
東京勤務の人間は何かと不便・不満があります。

主要メンバーは関西かアメリカにいるので
会議でも顔が見えないし、ちょっとしたことを確認するのも
イチイチ電話やメールやチャットしなくてはいけないので
かなり面倒なのは事実なんです。

で、おそらく英語力でピックアップされた人々が
その重役Aさんを囲んだわけですが、

出てきた意見が

・会議室が少なくて不便

・電話会議の接続が悪くてイライラする

・会社の周りに駐車場が少なくて、営業が困る

大まかにこんな感じでした。

そうそう、ここら辺は本当に困っていて
わたしも不便を非常に感じます。

でも、【YLS】メンバーは気づいたと思いますが、
これって

「要件を伝えている」だけ

なんですよ。

せっかくAさんは遠くから来てくれたので、
わたしはちょっと違う形で意見してみました。

・わたしも入社以来、東京オフィスの孤立には不満だった

・しかし、あるグローバルプロジェクトに入ったら、
ヨーロッパ人は1国1名で頑張っている。

・彼らは下手したらオフィスにも行かず、ずっと在宅勤務

・彼らの同僚は全部国外。

・でも普通にプロジェクトを回し、パフォーマンスを上げている

・文化の違いもあるかもしれないが、日本社員は、ヨーロッパの同僚から
何か学ぶべきだと思う。

で、この重役Aさんはドイツ出身。
色々コツを教えてくれましたよ、とても楽しそうに。

ヨーロッパがこんな感じでも仕事回しているのは、

・電話会議を殆どビデオ会議にしたこと、

・Face to faceで会う会議を絶対に年に2回入れる

などでした。

で！！ここまで話が盛り上がったところで、

では、電話会議が各々できるように

・電話会議の接続状況改善のために、システムを整えてください

・電話会議をするためにも、小さな会議室を増やしてください

チームメンバーがFace to faceで会議できるように
・圧縮中の交通費について再度ご検討ください

と再度お願いし、オッケーを貰いました。

お分かりになりますでしょうか？

結果、同じことをお願いしているのに、
話のプロセスが違うだけで、全然違います。

たまたま昨日話したAさんはいい人ですが、
もっと血の気の多い人だったら、

要件だけ伝える英語にブチギレる人もいます。
（事実、過去何人も見てきました）

外国の方々は何でもお話するのが好きなので、
レストランに行ったって、ホテルに泊まったって、
こちらが客であってもこういう会話が必要です。

用件だけ、はちょっと相手に
さみしい思いをさせる可能性があるんです。

むかーしハワイのレストランで食事していた時、
陽気なウェイターが一生懸命、
他のお客に話しかけてたんですが、

全然その日本人が反応しないので、ウェイターが
（あーーあり得ないわみたいな感じで）
首を振りながら厨房に帰って行ったのを見たことがあります。

なんかそういうの、さみしいですよねー。