「自転車は街灯の柱に立てかけてある」と英?語で言う/食品衛生局の英語

予定をキッツキツに詰めて
ワインスクールに行ってきました。

私は久しぶりですが、他のメンバーは
毎週ワインを飲みまくっている仲なので、
めちゃめちゃ仲良くなっていました。

まあそれはいいとして。

昨日はフランスの赤ワインについてで、
品種と産地と、その特徴を学びました。

そして、ラベルが隠された６種類をテイスティングし、
品種を当てる、というのが最後のゴールです。

テイスティングして、各ワインの

風味・色・粘性・酸味・匂い等等を語ります。

この時に

・　淡い赤

・　中程度の粘性

・　酸味は中程度

・　黒果実の匂い

・　飲みごたえあり、後味も長め

と箇条書きで淡々と書くと、
なんとも食品衛生局みたいになっちゃいます。

これを先生が言うとこうなるんですよ。

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淡く、やや紫がかったガーネット。
ブルーベリーのような黒果実の匂いがありながら
華やかな杉の香りも少々。
黒胡椒のようなスパイシーさもあるが、
木樽の風味もある。

ボディもアタックもしっかりしていて
それでいて、後味は短め。
私の好きな味わいです。

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なんか素敵ですよね。

まるで、たまたま森の中で出会った女性なのか？木の精なのか？
神秘的な女性を表現するかのような、そんな響きなんですよね。

これが、すごーく先日の
「すべらない英会話セミナー」と被りました。

本当に、巷の英語スクールとかって
上から下まで、食品衛生局英語なんですよ。

味わいないなーって感じです。
用件は伝えられてるかもしれないけど
魂震えないなーみたいな。

でももっと意識を変えることで、
英語も味わいが出ます。別に中学英語でもね。

ワインって、産地と品種と年代で
結構味とか風味って分かるみたいなんですよ。

事実、ラベルを隠してテイスティングして、
素人丸出しの私でも、６種類当てられました。

でもそれをどれだけ素敵な言葉で表現するか？
どれだけ滑らかに話をつなげられるか？

そこが大事なんだなーって思いました。

多分「英語話せます」っていう人でも
食品衛生局な人は多いと思うので、
一度立ち止まって確認してみるのもいいと思います。

追伸：
自分でも驚いたんですが、
ワイン６種類を当てるとき、匂いだけで当てました。
口に含んでみても、味がちがうのは分かるのですが、
全然言語化できないので、違いが説明できないんです。

言語化ってすごい大事だなーって思いました。

感覚でわかっても、言葉で表せなかったら
分かっていないのと同じなんですよね。

だって、家に帰ってきて

シャルドネの匂いは説明できるけど、
味はうまく言えないですもん。

飲めばわかるんだけどなーじゃ、意味ないですからね。
（英語で聞いても分からないけど読めばわかる、と一緒ですね）

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