「紙は再生可能な天然資源」と英語で言う/?やっと血が止まりました

その結果、ちょっと癌っぽいということで
再検査を受けてきたんですが、やっぱり疑いが晴れないので
つい一週間前、今度は生検を受けてきました。

生検ということは組織を切り取るわけですが

中々出血がおさまらず、先週の金曜から
週末にかけては結構大変でした。

仕事柄この疾患には詳しいので
いろんな所見から絶対大丈夫なのは分かっているんですが

毎日精一杯生きてるし
キャリアも積み重ねてきました。
慕ってくれる【YLS】メンバーもいます。

頭の中は今まで学んだ一流の知識と
これからやりたい夢で一杯です。

（くどいですが）絶対大丈夫なのに
もし癌で命を奪われるのか？と思うと
何ともやるせない気持ちになりました。

それに、冷静になってみると
最終的に自分は多分納得できるだろうなーと思うんだけど
家族とか【YLS】のメンバーとかの顔が浮かんで

何が何でも健康第一でいなくてはいけない！
と強く思いましたよ！

そんなことを考えながらちらっとテレビを観たら

ギタリスト、ジェイソン・ベッカーの
ドキュメンタリーをやっていました。

彼は1980年代に一世を風靡した凄腕のギタリスト。

しかし、1990年位から手足の脱落感が酷くなり、
ALS（筋萎縮性側索硬化症）により眼球の動きのみで
今は家族やボランティアの人々とコミュニケーションをとっているということです。

彼のギターを聴きましたけど・・・・・。
ど素人の私でも、背筋がゾクゾクするかっこよさ！

そんな彼が、よりによって
体が動かなくなる病気にかかるなんて。

見ていてて胸が締め付けられました。

だけど、ジェイソン氏は眼球の動きだけで
発病した後も何枚も作曲してアルバムを出しているんです。

ここで断っておきたいんですが、
私は、病気や障害を持つ人もしくは社会的苦境に苦しむ人を見て

「こんなに辛い人でも頑張ってるんだから、
（まだマシな）私も頑張らなきゃ！」

というのは、その人たちに失礼だし、
そういう考えは大嫌いです。

自分に置き換えて考えれば簡単ですよ。

めっちゃ人生に凹んでいる知り合いがいて、
あなたが、結構ヤバい悩みを打ち明け、

その知り合いが、「あなたよりは人生マシだわ！」
と元気になったらムカつきますよね？

だから、私は24時間テレビの一部の内容で
これは微妙だなーと思うものが毎年あるんですよ。

なので、ジェイソン氏がALSなのに作曲している！
ということで「勇気をもらいました！」なんて
口が裂けても言わないです。

（そもそも勇気ってもらうものじゃなくて湧くものだし）

そうじゃなくて、
私は彼の目の中にあるパッションに胸打たれました。

声も出ないし、笑顔もままならない。
煮詰まっても眉間にシワも入らない、
ギターやピアノの鍵盤に触れることもできない、
足でリズムをとることもない。

けど、彼の頭の中にものすごい音楽が奏でられていて
それが目の動きから淡々と紡ぎだされる、
その一連の所作が凄かったんです。

これ以上書くと・・・
暑苦しい感じになるので、ジェイソン氏についてはこれくらいにして。

Nativeの友達と話していてびっくりするのは
病名とか症候群の名前をよーーく知っていることです。

ADHDとかPDDとか、結構みんな知ってます。

なので、ALSも何の略語かくらいは覚えておきましょうーー。

ALS = amyotrophic lateral sclerosis

amyotrophic = 筋萎縮の
lateral = 側部の
sclerosis = 硬化症

です。

舌が回りませんが・・・。慣れるのみです！

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