「配布資料の最後のページに」と英語で言う／それって差別じゃない？

ステラ・ヤング: 私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく
http://www.ted.com/talks/lang/ja/stella_young_i_m_not_your_inspiration_thank_you_very_muchja/stella_young_i_m_not_your_inspiration_thank_you_very_much

かなりバイラルしているのでご存知の方もいると思いますが・・・。

是非上記リンクから動画を観て欲しいんですけど・・・

要は彼女の言っているのは、

「健常者は障害者のエピソードを通して感動したりモチベーションを得たりして
障害者を感動ポルノとして食い物にしている」と言うものです。
（ステラさんの言葉を尊重して伏せ字にしてません）

まあ多分ポルノって言葉が入ってるので、
おそらくアメブロでは非表示でしょうね。
なので、ここで読んでおいてください！

アメブロって、本当に旧ソ連みたいな検閲ですよ。
言論の自由なんて・・・今回は止めときます。

これ本当にそうだなーーって思います。

よく「◯◯ちゃんは障害を持って産まれましたが、こんなに頑張っています」
みたいな映像とか流れているのに対して、

「感動をもらいました」
「勇気をもらいました」

ってコメントしちゃってる人いますけど、
まさにこれだと思いますよ。

要はこれって
「◯◯ちゃんは自分より劣っているのによく頑張っている」

って言ってるようなものじゃないですか。
もの凄い差別。

私は小さい時にインドやアフリカとかの人々の生活ぶりをみて、

「（あれよりはマシなんだから）今の環境を幸せと思わなくては」

みたいな事を言うと、
親にめちゃめちゃ怒られました。

「それはインドやアフリカの人に失礼だ」って。

今は親の言いたいこと分かります。

別に誰が頑張ってるのをみても感動するし、
インドやアフリカの人々が病気とかで苦しんでいたら何とか出来ないか？って思う。

それは全然おかしくない事だと思うんです。

ただ、「感動したー」とか「勇気をもらったー」とか「恵まれてるわー」とか言ってる背景に

自分より劣っている（と思っている）事象と比較して
自分は恵まれてるなー、もっと頑張れるなーとか思ったら

それは凄く相手に対して失礼ですよね。

これは、まあ仕方ないのかなと思うんですが、
こう言う事が起こっているのは感動とか勇気とかって、
良い商品になるからなんですよね。

だからテレビとかで安易にそういうのを作ってるから
あまり悪びれも無く感じてしまうんだと思うんですよ。

そういうのって・・・・・
その対象にされていなくても見てて傷つきます。

冒頭にご紹介したTED演者のステラさんは
もう昨年末にお亡くなりになってしまいましたが、

こう言う鋭いメッセージを、コメディアンと言う立場で
しっかりと堂々と言っているのが気持ちいいです。

そしてTEDってやっぱり凄い。

なんかこういうの見ると、あーー文法なんかどうでも良い、
ちゃんと自分の意見を英語でしっかり言える様になりたい！

ってただそれだけを思いますよね。

☆☆What’s on your mind??☆☆☆☆☆☆☆

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